ヒビノデキゴト

二人目妊娠~流産経過記録

帰宅

夫が16時半頃迎えに来てくれた。

個室からナースステーション脇のカーテンで仕切られた部屋に移動して、また横になって休んでいた。
以前帝王切開の術後に入ったことのあるスペース。
隣のベッドからは赤ちゃんの心拍を図っている音がドクドクと聴こえていた。
これから生まれる命もあれば、尽きる命もある。
悲しみも喜びもいろんな感情が生まれるところなんだなとしんみり考えていた。

お世話になった助産師さんに挨拶をして支払いのため一階へ。
会計は保険が効いて一泊二日の入院手術で18000円ほどだった。
その時に一週間後の再診を予約した。

朝から絶食だったため、病室でもずっとお腹が鳴っていた。
隣の託児施設で預かってもらった娘を迎えに行き、すぐ近くのセブンイレブンでミルクティとブリトーを買って貪った。悲しくてもお腹は減ってしまう。

麻酔後のふらつきの中、自炊は無理だったのでお弁当の持ち帰りを予約した。

そしてやっと帰宅。家の前には夫と娘が作った雪だるまが迎えてくれていた。

帰宅しても動けるはずもなく、お風呂に娘の夕飯に夫が率先してやってくれた。
すごくありがたくて嬉しかった。
抱っこする気力はなかったけど、いつものように娘と向き合って笑い合うことがまた出来るって良いな。
たどたどしい娘の言葉を聞いて笑ったりするだけで少しずつ元気がわいてきた。

夕食後、抗生物質と子宮収縮の薬を飲む。
シャワーをしていたらぐっと子宮を握られるような痛みが出てきたけど、顔を歪めるほどの痛みではなかった。

就寝前にまたお腹が痛くなり、日曜から出ていなかったものが全部出てきたようだった。弱い下痢のような感じになった。